セイバーメトリクス講座の5回目。
今回チェックする指標は「WAR」。
これなんと投手と野手を一括査定できる優れモノ。
WARとは
定義
「WAR」 (Wins Above Replacement 代替可能選手比貢献度)
→「平均以下の(代替可能)選手」と比較して「何勝分」貢献したか
→打撃、走塁、守備、投球を総合して評価
WARは、選手を総合的に評価するため
「投手と野手を同じ指標で評価できる」点が一番のポイント。
何でこんな離れ業ができるかというと、、、
「代替可能選手」と「守備位置補正」という2つの概念がミソ。
代替可能選手
「代替可能選手」
→「平均以下の実力」で「いつでも獲得できる選手」
要は「2軍にゴロゴロいて、いつでも1軍に呼べる」選手のこと。
このような「どこにでもいるような選手」と比べて
その選手が「何勝分の価値をチームにもたらすか」という指標。
守備位置補正
WARで一番重要なのが「守備位置補正」という概念。
これがあるから全選手を一括して評価ができる。
要は「守備位置」によって「難易度」が異なるため、これを補正する役割。
| 捕手 | 一塁手 | 二塁手 | 三塁手 | 遊撃手 | 左翼手 | 中堅手 | 右翼手 | DH |
| 18.1 | -14.1 | 3.4 | -4.8 | 10.3 | -12.0 | 4.2 | -5.0 | -15.1 |
- 「キャッチャー」と「ショート」は、守備がめっちゃ大変。
- 「ファースト」と「DH」は、守備でめっちゃラクしてる。
評価の目安
WARの数値は「大きければ良い」。
それだけの勝利数分をチームに貢献していることになる。
| 5.0~8.0 | MVP級 |
| 4.0~5.0 | チームの主力 |
| 2.0~3.0 | スタメンクラス |
| 1.0~2.0 | 1軍レベル |
| 0~1.0 | 1軍半の選手 |
| マイナス | 2軍行き |
WARの活用事例
パリーグ上位5傑(2025)
| WAR | 打撃 | 走塁 | 守備 | 投球 | ||
| 周東 佑京 | ソフトバンク | 5.5 | 2.5 | 0.8 | 2.2 | - |
| 伊藤 大海 | 日ハム | 4.8 | - | - | - | 4.8 |
| 今井 達也 | 西武 | 4.5 | - | - | - | 4.5 |
| 宮城 大弥 | オリックス | 4.4 | - | - | - | 4.4 |
| 中島 大輔 | 楽天 | 4.3 | 1.6 | 0.5 | 2.2 | - |
- このように投手と野手が同じ土俵で評価できる。
- やっぱり宮城!
- 周東は分かるけど、中島?そんな守備上手かったっけ??
オリックス上位5傑(2025)
| WAR | 打撃 | 走塁 | 守備 | 投球 | |
| 宮城 大弥 | 4.4 | - | - | - | 4.4 |
| 若月 健矢 | 3.5 | 2.0 | -0.1 | 1.5 | - |
| エスピノーザ | 3.0 | - | - | - | 3.0 |
| 九里 亜蓮 | 2.4 | - | - | - | 2.4 |
| 杉本 裕太郎 | 2.3 | 3.0 | -0.4 | -0.4 | - |
- 先発投手の貢献度は、やはり大きくなる。
ローテをしっかり回してくれる3人が上位。 - キャッチャーの守備位置補正は大きい。
若月とラオウでは2.0近く差がある。
まとめ
投手と野手を同じ土俵で評価できる「WAR」。
斬新でめっちゃオモロイ。
先発と捕手がどうしても評価が高くなりがちだが
一つの切り口としては興味深い。
今後も定期的にチェックしてみたい指標。
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