久しぶりにプロ野球を追いかける日々を送っていると
OPS、WRAといった耳慣れない単語に戸惑いを隠せなかった。
調べてみると、MLB発祥のセイバーメトリクスという
考え方から誕生した新たな指標とこと。
そこでセイバーメトリクスについて詳しく解説していく。
セイバーメトリクスの基礎
定義
「セイバーメトリクス」
→野球を統計学的に分析し、選手の能力評価やチーム戦略に活用すること。
統計学的、つまり経験や勘に頼らず、データに基づいて分析ってとこがポイント。
基本的考え方
セイバーメトリクスの根幹は、「試合に勝つためにはどうすればいいか」。
答えはこの2つ。
- 「得点」が「失点」を上回ること
- 相手から「27個」のアウトを取ること
では、何が重要か。
- 「得点」がめっちゃ大事
- 相手に「アウト」を上げてはダメ
(相手からは、とにかく「アウト」を奪う)
セイバーメトリクスでは、「得点」が「勝利」に不可欠な要素と考える。
これを裏付ける指標を一つ見ていきたい。
ピタゴラス勝率
定義
ピタゴラス勝率とは、「得点」と「失点」を用いるだけで
実際の勝率を8割方当てられるというもの。
算式は以下の通り。
勝率=(総得点の2乗)÷(総得点の2乗+総失点の2乗)

たったこれだけ。
「得点」と「失点」だけで、ほぼ勝率が予想できる。
ここには打率や本塁打、防御率など一切入っていない。
しかも「得点」が2回も出てくる。
それだけ「得点」が重要。
たくさん「得点」すれば、単純に勝つ確率は上がりますよ、という話。
活用例
では実際に、近年のオリックスの成績で検証してみる。
| 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | |
| 2021年 | 70 | 18 | 55 | 551 | 500 |
| 2022年 | 76 | 2 | 65 | 490 | 458 |
| 2023年 | 86 | 4 | 53 | 508 | 428 |
| 2024年 | 63 | 3 | 77 | 402 | 448 |
| 2025年 | 74 | 3 | 66 | 502 | 519 |
ピタゴラス勝率を計算し、実際の勝率と比べてみると、、、
| 実際の勝率 | ピタゴラス勝率 | |
| 2021年 | 0.560 | 0.548 |
| 2022年 | 0.539 | 0.534 |
| 2023年 | 0.619 | 0.585 |
| 2024年 | 0.450 | 0.446 |
| 2025年 | 0.529 | 0.483 |
すごい!
2023年と2024年は4分ほど乖離はあるものの、ほぼ一致。
まとめ
セイバーメトリクス講座、第1回目は以上。
とにかく勝つためには、「得点」がめっちゃ大事!ということが分かった。
次回は、では如何に得点を獲る確率を上げるかをテーマに話していきたい。


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