野球中継を見ていると、「2シーム」や「カットボール」など
昭和の野球では聞き慣れない球種が飛び交っている。
そこで今回は、現代野球の球種について体系的にまとめてみた。
大分類
野球の球種は、主に以下の3つに分類される。
| 速球系 | 球速を落とさず、球を動かして「芯を外すこと」が目的。 |
| 変化球系 | 回転によって軌道を大きく曲げ、空振りを狙う。 |
| 特殊球系 | 球速差と落差を利用して、タイミングを外す。 |
中分類
速球系
球速が速いので、ストレートと見分けがつかないのが、最大の特徴。
| 系統 | 球種 | 特徴 | 持ち球投手 |
| 4シーム | いわゆるストレート。 | 山下 舜平大 | |
| 高速/横 | 2シーム | 利腕方向に小さく曲がる。 | エスピノーザ |
| 高速/横 | カットボール | 利腕と逆方向に小さく曲がる。 | 山崎 颯一郎 |
| 高速/縦 | スプリット | 打者の手元で鋭く落ちる。 | 平野 佳寿 |
「2シーム」→速くて小さい「シュート」
「カット」→速くて小さい「スライダー」
「スプリット」→速くて小さい「フォーク」
変化球系
左右に曲げるか、縦に曲げるかで、3系統に分類。
| 系統 | 球種 | 特徴 | 持ち球投手 |
| 横曲がり | スライダー | 利腕と逆方向に曲がる。 | 曽谷 龍平 |
| 高速スライダー | 速球との球速差が小さい。 | マチャド | |
| 縦スライダー | フォークと違い、初速と終速の差が小さい。 | 山岡 泰輔 | |
| スイーパー | 大きく横に曲がるスライダー。 | 大谷 翔平 | |
| 縦曲がり | カーブ | 利腕と逆方向に曲がりながら落ちる。 | 山本 由伸 |
| スローカーブ | カーブの中でも、特に遅く大きく曲がる。 | 宮城 大弥 | |
| ドロップカーブ | カーブの中でも、垂直に近い軌道で落ちる。 | 山本 由伸 | |
| ナックルカーブ | カーブより速く、縦に鋭く大きく落ちる。 | エスピノーザ | |
| パワーカーブ | 速く鋭く大きく曲がり、空振りを狙う。 | 石川 柊太 | |
| 逆曲がり | シュート | 利腕方向に曲がる。 | 吉田 輝星 |
| シンカー | 利腕方向に曲がりながら落ちる。 | 高津 臣吾 | |
| スクリュー | 一旦浮いてから落ちる。左のシンカー。 | 山本 昌 |
特殊球系
握りに特徴のある球種。投手の個性が出やすい。
| 系統 | 球種 | 特徴 | 持ち球投手 |
| タイミング | チェンジアップ | 直球と同じ腕の振りで、球速だけ遅い。 | 宮城 大弥 |
| スプリットチェンジ | 抜いて投げるスプリット。小さく沈む。 | 九里 亜蓮 | |
| パームボール | 掌で押し出すように投げる、揺れて落ちる。 | 帆足 和幸 | |
| 縦変化 | フォークボール | 挟んで投げる。手元で垂直に急落する。 | 宇田川 優希 |
| 予測不能 | ナックルボール | 回転を与えず、不規則に変化。 | 前田 幸長 |
まとめ
投打のレベルが上がっている現代野球では
空振りを獲るより、芯を外す投球スタイルが主流。
そのため「カット」「2シーム」「スプリット」など
昭和では聞き慣れない変化球が主流となっている。
あとはオリックスでいうと
九里の「スプリットチェンジ」とエスピの「ナックルカーブ」。
やっと理解できたわ(笑)
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